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被災生活のための非常食体験レポート

水を注げばできあがり!乾パンに代わる非常食のネクストスタンダード レポート
アルファ化米 安心米 五目ごはん  

今回は非常食界の次なる主流、炊飯いらず水・お湯だけでご飯ができるアルファ米にスポットを当てます。プレーンな白飯・わかめご飯などではなく、味付きご飯において味・食感はどんな感じなのでしょうか?真夏の日差し照りつけるもとで食べてみました。

「安心米 五目ごはん」の試食リポート

1 今回試食したタイプはこれ 2 袋を開けて中身を確認
五目ご飯は茶飯色の茶色 まずは中身を確認
アルファ化米は複数メーカーから、多様なメニューがあり、今回は五目ご飯です お米に加え、鶏肉・人参・たけのこなどの具も熱風乾燥され、米は半透明に透けています

3 スプーンと脱酸素剤を取り出します 4 注水線まで160ml注水
アルファ化米 中身と注水線 アルファ化米に水を注水
先割れスプーンと脱酸素剤が中身に埋もれています、開封後取り出し忘れぬように注意 お湯・水どちらも可能ですが、敢えてよく冷えた水で挑戦、袋の中の注水線まで注ぎます

5 チャックを閉めて放置 6 出来上がった中身は
マジックチャックでしっかり密閉 できあがり後の中身
注水後かき混ぜたら袋の口チャックを閉めたら、水で60分、お湯なら20分放置するだけ 程良く時間が経ったので開封、具が結構しっかりあり、本物の五目ご飯に近い感じ

7 さて肝心のお味は? 8 真夏の日差しの中での試食でした
スプーンですくったアルファ化米五目ご飯 試食環境は 真夏の日差しの船の上
水で戻しただけなのに、かなり普通の炊き込みご飯の食感、竹の子も歯ごたえあり 甲板の照り返しが強烈な真夏の船上クルーズ、こんな中一人実験する自分も




  

「安心米 五目ごはん」のデータ・個人的評価

製品名 安心米 五目ごはん  
製造業者 アルファー食品株式会社
購入価格 350円(2003年10月当時)
試食時期 2004年8月
外形寸法 W16×H15×D1.5cm 総重量 116g
出来上がり270g
内容量 100g
カロリー 362kcal 包  装 アルミラミネート 調理法 水か湯を注入
調理性 ★★★★☆ おいしさ ★★★★★ 食べ易さ ★★★★☆
満腹度 ★★★☆☆ 携帯性 ★★★★★ 保存期間 5年
感  想 ここはいい!
もちろん炊きたてご飯同様という訳にはいきませんが、普段のお弁当の五目ご飯に近い味と食感でした。1パックでおにぎり2個分と、ちょうどいい感じの量です。味もしっかり付いておいしく頂けました。熱風乾燥でアルファ化したものなので、具材もへニャへニャしたものかなと思えそうですが、たけのこのシャキシャキ感が想像以上にしっかりあり感心。フリーズドライのごはんを戻した時のような、ベチャッとして弾力の無くなった感じはなく、かなり普通のごはんのような食感です。

ここはちょっと?
ご飯そのものに不満はありません。ただ、こちらのメーカーの物に付属する先割れスプーンは、ちょっと柔らかすぎかもしれません。出来上がってからご飯を混ぜている時に、少し慎重に扱う方がいいかと思わせるしなり具合で、ついにはパキッと音がしてひびが入った様でした。不用意に扱うと折る人も多く出ると思われます。

総評
調理性こそ調理不要な非常食に譲りますが、味・量・調理性・コンパクトさどれを取っても、大きな不満のないまさに日本人向けの非常食でした。アルファ化米は、太平洋戦争中の軍用食を始まりとしているものの、炊き込みご飯系統はかなりハズレのないレベルになっています。
注水してかき混ぜた後は放置するだけの簡便さ。注水量も160ml程度と多くは無く、アルファ化米1個に対し500mlのペットボトル飲料水が1本あれば、調理用と喫食時の飲み物まで事足ります。350mlの飲料水でも、他の機会には十分使えていたので、アルファ化米自体のコンパクトさと合わせて、そこそこコンパクトな1食分の容積になります。