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被災地調査・被災者支援活動

 代表自身の水害被災を契機に、災害時は被災地に赴き、被災者支援や被災状況調査を行っております。状況・段階・ニーズに応じ、活動人数や活動形態(受入先確保のうえ独自活動、災害ボランティアセンター経由活動)などを切り替えますが、基本的には、支援に取り残されがちな、孤立被災者への当面の手当と、災害VCや公助への橋渡しを主に行っています。

地震・津波被災地での調査・支援活動

2016年熊本地震 熊本市・益城町での活動 2016年5月
平成28年(2016年)熊本地震
熊本県熊本市・益城町 被災者支援・調査活動

県庁所在地近傍の直下型地震となった今回は、熊本市東区にて被災者支援活動を行い、熊本市南区や益城町で被災状況調査を実施しました。直下型地震特有の被害に加え、世代間での復旧格差や、都市化に隠された災害リスクなどの教訓を実感しました。
2011年東日本大震災 宮城県多賀城・仙台・名取市での活動 2012年7月
東日本大震災
宮城県多賀城・仙台・名取市 再訪調査

多賀城市や仙台市若林区を中心に、前年の震災当初に状況調査した地域へ再訪し、1年3ヵ月後の復旧状況を定点撮影しました。また、仙台市から名取市にかけての沿岸部も再訪し、平野部での津波被害の特徴を再確認して参りました。
2011年東日本大震災 岩手県陸前高田市での活動 2011年9月
東日本大震災
岩手県陸前高田市 災害ボランティア活動

被災地外からの災害ボランティアツアーの実態調査も兼ね、陸前高田市の広田半島での、被災者宅瓦礫撤去作業に参加。半島部の津波挟撃リスクや、全滅世帯の瓦礫撤去の困難さ、大規模災害ボランティアセンターの効率運営などの教訓も得てきました。
2011年東日本大震災 茨城県鹿行地域・千葉県旭市での活動 2011年6月
東日本大震災
茨城県鹿行地域・千葉県旭市 被災地調査

今般の震災では、東北だけでなく関東も被災しています。茨城県の霞ヶ浦近傍にある潮来市・鹿嶋市では、主に軟弱地盤における液状化被害を、千葉県旭市では沿岸地域の津波被害について実態を調査しました。
2011年東日本大震災 宮城県多賀城・仙台市・福島県南相馬市での活動 2011年4月
東日本大震災
宮城県多賀城・仙台市・福島県南相馬市 被災調査

南三陸・気仙沼など沿岸点在市街での活動の帰路、多賀城市と仙台市若林区を中心に、リアス式海岸とは異なる、都市平野部での津波被害を調査。更に、福島県南相馬市まで沿岸を南下し、原発事故の風評で物資や支援が乏しい状況を経験しました。
2011年東日本大震災 宮城県気仙沼市での活動 2011年4月
東日本大震災
宮城県気仙沼市 救援物資搬送・被災者支援

津波で甚大な被害となった宮城県北部の気仙沼市の受入先に、救援物資を届けました。隣の南三陸とは逆に、生活拠点施設が一部残るだけでも被災生活が改善される点や、中心市街以外の支援格差という、広域市町村合併ゆえの課題も実感しました。
2011年東日本大震災 宮城県南三陸町での活動 2011年4月
東日本大震災
宮城県南三陸町 救援物資搬送・被災者支援

津波で甚大な被害となった宮城県北部の南三陸町、また町内で収容できない被災者がいる登米市の受入先に、救援物資を届けました。津波で被災後の生活拠点となる店舗や施設が壊滅すると、被災生活が非常に厳しくなる教訓も得ました。
2005年 新潟県中越地震 再訪先での活動 2005年10月
新潟県中越地震
新潟県十日町市・小千谷市 再訪調査

中越地震からちょうど一年後に、支援活動を行った地域を再訪しました。震災の痛手がまだまだ残る事もさる事ながら、一年経っても、少し進んでは災害復旧工事で交通渋滞を繰り返す、中山間地特有の震災後遺症を痛感する調査となりました。
2004年新潟県中越地震 十日町市・小千谷市での活動 2004年10月
新潟県中越地震
新潟県十日町市・小千谷市 物資搬送・被災者支援

震度7を記録した直下型地震で支援活動に参加。支援拠点がある津南町への救援物資搬送、十日町市・小千谷市の被災者宅で家財復旧と災害ゴミ処分を行いました。中山間地の数少ない輸送ルートへの震災被害が、大きな痛手となる事を実感しました。
1995年阪神淡路大震災 神戸市長田区での活動 1995年2月
阪神淡路大震災
兵庫県神戸市 被災者支援活動

戦後最大の都市部での大規模直下型地震となったこの震災で、震災被災地への初の被災者支援活動に参加。大阪市内に集結後、被災地を迂回し西区から須磨区・長田区へと、救援拠点を移りながら、生活支援・修繕作業などの援助を行いました。



  

気象災害(風水害)被災地での調査・支援活動

2015年関東・東北豪雨 常総市での活動風景 2015年9月
平成27年9月 関東・東北豪雨
茨城県常総市 浸水被災者支援・調査

二つの台風の間の線状降水帯で生じた鬼怒川決壊・越水により、市域の約半分が浸水した茨城県常総市で、被災3日後から活動。決壊地点近傍と、最も浸水がひどく自治体職員やボランティアの手が来ていない市南東部で、家屋消毒支援を行いました。
2013年埼玉千葉突風災害 越谷市での活動 2013年9月
埼玉千葉突風災害
埼玉県越谷市 竜巻被災者支援

埼玉県越谷市から千葉県野田市までのエリアで、広範囲な竜巻被害が発生。発災翌日、越谷市下間久里・袋山地区の被災家屋を巡回し、被害記録の必要性や災害ゴミの処分、自治体や保険会社への罹災申告など、被災後対応を指導しました。
2010年台風9号 静岡県小山町での活動 2010年9月
台風9号
静岡県小山町 水害被災状況調査

9/8の台風9号による最大時間雨量120ミリ大雨で、住宅が土台から傾くほどの住宅被害や、橋脚流失などの被害が各地で発生。1972年以来の規模となりました。局地激甚災害指定を受けた、野沢川流域の浸水・土石流被害を中心に状況調査しました。
2009年台風9号 静岡県沼津市での活動 2007年9月
台風9号
静岡県沼津市 水害被災者支援

台風で増水した河川に水を排水できずに溢れる、都市型水害(内水はん濫)が発生。浸水地域の被災世帯を巡回。水害ゴミの処分と被害の記録、建物・家財消毒の注意点について、オリジナル資料を配布し、状況に応じ作業や助言を行いました。
1998年台風4号 静岡県三島市での活動 1998年8月
台風4号
静岡県三島市 水害被災状況調査

地元では1000年に一度の大雨と言われた、1990年の大場川水害。その8年後に同様の水害が起きてしまいました。護岸洗掘による住宅や道路の損壊状況や、山間部での土石流・地すべりなどの被害状況を調査しました。
1990年秋雨前線豪雨での被災風景 1990年9月
秋雨前線豪雨
静岡県三島市 大場川水害被災

大学進学先にて、上流で起きた土石流による河川はん濫で被災。後に転居を余儀なくされました。上流で豪雨遭遇後、中流の自宅帰宅時に平常水位だった川が、20分後には対岸が2階まで浸水する増水ぶり。防災に関わる原体験となりました。

  
  

気象災害(土砂災害)被災地への調査・支援活動

2013年梅雨前線豪雨 西伊豆町土石流被災者支援 活動風景 2013年7月
梅雨前線豪雨
静岡県西伊豆町 土石流被災者支援・調査

7/17-18に掛けての梅雨末期の集中豪雨により、伊豆半島西部の西伊豆町で、高台から海岸沿いまでの300軒ほどが、土石流・浸水被害で被災。被害状況と災害ボランティアセンター活動状況の調査に加え、被災者宅の復旧支援を行いました。