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防災体験館 体験レポート

震災の記憶と教訓を後世に残す、阪神・淡路大震災に特化した公営教育施設   レポート
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター   更新'15/04/08
人と未来防災センター 防災未来館 外観

防災未来館は、防災研究・災害対策要員への研修・災害救援事業なども行う「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」が運営する民間の防災体験館です。阪神淡路大震災の衝撃を疑似体験できる1・17シアターや、被災後の街並実物大ジオラマなどの震災追体験。また語り部による証言など、震災教育にも力を入れています。なお、館内撮影禁止の施設ですが、今回は展示フロア以外の撮影許可を得て見学させて頂きました。

1 海岸通りの近代的なビル 2 防災未来館 入口
防災未来館 外観 防災未来館 入口
ショッピングモールなど大型店舗が並ぶ、広々とした海岸通り沿いにあります。 施設は、バス停目前にあるうえ、阪神電車の駅からも徒歩10分程度と、アクセス性も良好。

3 人と防災未来センターは2館あり 4 有料展示フロアは4-2階
防災未来館 銘板 防災未来館 館内案内
人と防災未来センター 防災未来館は、同じ施設のひと未来館と隣接しています。 有料なのは4-2階のみ。無料で利用できる5階資料室へは、入口脇のエレベータから行けます。

5 入場券は総合案内で購入を 6 券売機やスタンプコーナーも
総合案内 入場券売機 スタンプカウンター
通常は、総合案内カウンターで入場券を買って入場。できれば事前予約がおすすめです。 混雑時は、券売機で展示フロア入場券を。来館記念スタンプも押せます。

7 吹き抜けのある広い館内 8 入場者ゾーンで待ちます
1階館内の様子 入場者待機ゾーン
採光が良く広々とした館内。有料施設のため、入退場者ゾーンはきちんと分けられています。 ツアーは毎時10/30/50分より開始。始まるまで、大人数対応の入場者ゾーンで待機を。

9 見学順路を確かめましょう 10 いよいよツアー開始です
ツアー案内看板 エレベーターで4階へ
待つ間に案内看板で確認を。順路は、4階から2階への一方通行で、逆走できない造りです。 まずはエレベーターで4階へ。ツアーは、当館一インパクトのある震災追体験フロアから。

11 詳しい内容は来てのお楽しみ 12 体験を終えて1階に戻ります
館内は基本的に撮影禁止です
今回は、施設スタッフから展示エリア以外の撮影許可を得ています。以降4-2階の写真はなし。 ちなみに、展示エリア各コーナーの写真やムービーは、こちらの公式サイトで見られます。

13 待ち合わせエリアで一休み 14 締めは記念撮影コーナーで
待ち合わせコーナー 記念撮影コーナー
館内は逆走不可なので、先に終えた人は、イベント・ワークショップ案内を見つつ一休み。 マスコットキャラクターとの記念撮影ゾーンもあり。時間に余裕がある方は5階資料室へ。


     

体験した印象

 一般的な防災啓発施設・防災体験館というより、阪神淡路大震災そのものの実像や教訓に特化した震災教育施設です。1・17シアターや、震災直後の街並みの実物大ジオラマなどがある震災追体験フロアは、インパクト性・アミューズメント性・教訓性を兼ね備え、誰にでも分かりやすく有益な内容です。なお、当施設公式サイトでは、1・17シアター ダイジェスト映像をご覧になれます。とはいえ、個人的には3階がお奨めです。震災関係の各種資料を一同に展示する「震災の記憶を残すコーナー」の充実度は凄いの一言。報道には現れにくい、被災生活や災害支援活動でのリアルな実態を克明に掴み取る事ができます。時間に余裕のある一般の方、防災中級レベル以上の方、災害支援に携わる方は、この3階をじっくり時間を掛けて回ると良いでしょう。要所にスタッフもおり、解説もしてくれるので、必要な時には活用してみましょう。

 ただ見学者として銘記すべき点を1つ。当館は学べる教訓が非常に多い施設ですが、阪神淡路大震災に特化している都合上、一般の防災啓発施設と違って一般市民としての日頃の防災対策にはほとんど触れていません(2階の防災ワークショップで、多少扱われますが)。そのため、家屋耐震化やインテリア対策、非常持出など、市民としての防災対策を学べると期待して来館するなら、この施設の場合は期待外れに終わるので注意が必要です。同様の理由で、扱われた教訓を皆さんの地元にそのまま適用しても、中には事情に合わないものもあります。その様な目的を期待するなら、当館よりも、一回り小さい当館同様の震災疑似体験と消火・避難・救護体験などができる大阪市阿倍野区防災センター、もしくは地域事情に合った展示をする地元自治体の防災体験館を利用する方が良いでしょう。阪神地区以外から見学に来る場合「阪神淡路大震災の教訓と疑似体験による防災意識啓発」「大都市圏での広域激甚災害の実態例」というスタンスで訪れるのが、当館を有意義に楽しむポイントかと思います。

     

施設情報

外観  
所在地: 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2
MapFan Webで地図表示
URL: http://www.dri.ne.jp/
TEL: 078-262-5050
開館時間: 9:30-17:30(金・土は19:00まで)
入館料: 大人600円、大学生450円、高校生300円、小中学生無料
休館日: 月曜(祝日の場合翌日)・年末年始
交通アクセス: 阪神電鉄岩屋駅・春日野道駅より徒歩約10分、JR・阪神電鉄三宮駅より市営・阪神バス「人と防災未来センター」下車すぐ
駐車場: 100台(500円/3時間)

映像シアター あり 水害
119番体験 台風体験
地震体験 あり 土砂災害
津波 火山
消火体験 応急手当
煙体験 耐震補強
ガイドツアー 定時開催(毎時10分・30分・50分からスタート)
予約なしでも充分入れますが、混雑時は待つ場合もあります
予約は公式サイトの申込書に記入のうえFAXのみ