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アイデア調理グッズ体験レポート:ファイル#05
米を研がずに簡単炊飯 不思議なめし袋・お袋のワザ
今回テストしたのは、米研ぎ不要、火加減・水加減も不要でお米が炊けるその名も「不思議なめし袋」。避難所で過ごさず自宅で炊事をする際、不便な環境でも使える優れモノだそうで。災害時以外にも時間を節約したいソロキャンプでも役立ちそう。
パッケージ外観です
中身はこんな感じ
このグッズは防災用品売場ではなく、アウトドア用品店、時にはホームセンターのアウトドア用品でも見掛けます。
炊飯袋・計量カップ・竹串が入って、炊飯20回分のセットです。計量カップ以外は東洋紡製「お袋のワザ」と同じ中身。
不織布でできた炊飯袋
炊飯袋には穴が空いてます
炊飯袋は分厚いポリエステル不織布を使っており、丈夫で相当張りがあります。
袋にはご飯を入れた後、竹串を通して綴じ合わせるための穴が開いてます。入れるお米の量で変えるようです。
紙製カップでお米を計量
お米を研がずに袋に入れます
付属の紙製計量カップは、1/2合の位置で目盛りがあります。カップ擦り切り一杯で2/3合になります。
お米は洗わずにそのまま袋に入れます。炊飯中に米ぬかは不織布の目から外に出て、戻らないのがお袋のワザ。
1/2合の場合ここで留めます
2/3合の場合はここで留めます
2/3合より小さめサイズ。竹串は一番上と一番下の穴を通して綴じ合わせます。
1/2合より大きめサイズ。竹串は一番上と真ん中の穴を通して綴じ合わせます。
沸騰湯に投入し20分茹でます
10分ほど蒸らしてできあがり
炊飯というよりご飯を特殊な袋で茹でる感じ。ご飯に吸収される分お湯が減り、小さい鍋だと水を足す必要があります。
茹で終わったら、鍋からあげて何かで蓋をして10分ほど蒸らします。
さてできあがり具合は?
食器代わりに袋のままご飯を
袋は素手で持っても思いの外ベト付きません。炊飯袋は加熱後も張りがしっかりして、受け渡し容器としても用を果たします。
少々ぬか臭さもあり、炊くというより煮る為、炊飯器で炊くより結構味は落ちます。使用した袋は消却しても有毒ガスが出ません。
「不思議なめし袋」のデータ・個人的評価
製品名
不思議なめし袋
ネットで購入できるサイトはこちら
お袋のワザ10枚セット
50枚セット
不思議なめし袋
製造業者
ユニフレーム
東洋紡
お袋のワザ
使用
購入価格
900円(2002年1月当時)
実施時期
2002年2月
時間帯
15:00台
気象条件
天気:曇り/晴
気温:8.4度
風:微風
外形寸法
W14.5cm
H19cm
D2cm
総重量
112g
炊飯袋20枚入
炊飯袋素材
ポリエステル
不織布100%
携帯性
★★★☆☆
使い易さ
★★★★☆
確実性
★★★★★
感 想
ここはいい!
洗米不要で、水を多く必要とする炊飯でも貴重な水を無駄にしません。今回のソロ用コッヘルなら、蓋をして蒸発を防げば1人前数百cc程度の水で炊けそうです。炊飯袋が丈夫なのでそのまま配布できる上、食器替わりになり便利そうです。
ここはちょっと?
大きな不満はありませんが、竹串を通す穴がちょっと見つけにくいですね・・・
なお全く洗っていないので炊きあがったお米は、多少のぬか臭さがどうしても残るようです。炊くというより煮るだけのため、炊飯器で炊く普段のご飯のような味や食感を期待してはいけません。比較する酷というものですが、便利さと天秤に掛ければ納得いくと思います。どうしても気になるのでしたら、無洗米とセットで備蓄しましょう。
総評
元来炊飯は水と時間と手間の掛かるものですが、鍋替わりのモノとある程度の水があればそれができてしまうのは優れモノ。自宅で被災生活を送る人だけでなく、普段でもソロキャンパーの方に便利ですね。
大きな鍋と水が調達できれば、大人数分も一気に作れるため、実際に自主防災組織などには、似たようなものが多く導入されているそうです。
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