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被災生活のための非常食体験レポート

民生用非常食、捜索機関用前線食、果ては某国工作船でも食べられていた レポート
缶飯(ご飯の缶詰)牛めし  

自衛隊(緑系OD色で別形状)や警察機関などの緊急活動用のみならず、非常食としても扱われる「缶入りご飯」つまり「缶飯(かんめし)」。本来湯煎して食べるものですが、非常時を想定して湯煎なし・あり双方で食べられるのか、まずは試してみました。果たしてどうなる事やら・・・。

缶飯(ご飯の缶詰)牛めしの試食リポート

1 これが牛めしの缶飯です 2 大きさは比較
牛めし缶外観 大きさ比較
防災用品売場や時にスーパーにもある牛めし缶です、全体で400g以上あるので結構重め フロッピーディスクとの比較は時代遅れか、男性の指先から手首くらいの大きさ

3 本来湯煎しますが、そのまま開缶 4 そのまま食べられるか挑戦
缶飯 湯煎しないで開けた状態 缶飯 湯煎せず試食
本来湯煎しますがそのまま開缶、丈夫な缶を缶切りで開けるのにかなり力が必要です 湯煎しないと固まり状で非常に硬く、割り箸が折れそうな上、ボソボソしています

5 湯煎なしではダメっぽいです 6 観念して温めてみます
缶飯 湯煎なしでの固まり 缶飯 加熱後のご飯
冷蔵庫でボソボソになった残りご飯の様な感じ、デンプンがβ化した状態はまずい 開缶して湯煎できないので、レンジで加熱調理してみます

7 実においしく頂けました    
缶飯 過熱状態  
ふんわりした牛飯が375gでなかなかの満腹感、素直に湯煎が正解です  



  

缶飯(ご飯の缶詰)牛めしのデータ・個人的評価

製品名 BEST 牛めし  
製造業者 日東ベスト
購入価格 450円(2001年8月当時)
試食時期 2002年4月
外形寸法 W161mm×D38mm
×H110mm
総重量 486g 内容量 375g
カロリー 712kcal 包  装 スチール缶 調理法 30分湯煎
調理性 ★★☆☆☆ おいしさ ★★★★☆ 食べ易さ ★★★☆☆
満腹度 ★★★★☆ 携帯性 ★★☆☆☆ 保存期間 3年
感  想 ここはいい!
ご飯2膳分の量があるので満腹感が大きいです。味もなかなか美味しくて腹持ちもよく、和食メニューのため誰にでも食べられるのが本品の特徴でしょう。カロリーも1食分と考えれば十分あります。190kcalとの各種案内がありますが、どうやら100g当たりのカロリーだったそうです。

ここはちょっと?
上でも書きましたが、まず何と言っても缶自体が肉厚のため、開ける作業で子供やご年輩の方などは大変かもしれません。また、かさ張る大きな缶をしかも25〜30分茹でる事が必要で、調理自体の手間だけでなく燃料もそれなりに必要です。それを考えると調理性は★2つというところでしょうか。

総評
なかなか美味しくて腹持ちもよく、誰でも食べられます。一般に、量とカロリー不足なのが非常食の常ですが、本品にはその心配はないでしょう。ただ、よくショップなどで「1缶で2食分」と謳っているのを見かけますが、男性には1食分。女性や子供でも2食分には心許ない量です。1缶1食分と考えた方が良いでしょう。
なお、湯煎して缶を開けるだけで食べられるのがメリットですが、燃料効率的には、数缶まとめて湯煎した方が良いため、ある程度の数をまとめて備蓄する方が良い品でもあります。