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非常食試食レポート

非常食試食レポート:番外編
震災下の「食」−神戸からの提言

震災下の「食」 表紙
在庫切れのようですが
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この本についての情報
書名: 震災下の「食」―神戸からの提言
著者: 奥田和子
出版社: NHK出版(日本放送出版協会)
価格: 1,500円(税込)
ISBN: 4-14080-295-2
サイズ: 19×13(cm)
ページ数: 187ページ



[こんな本でした]
実際のフィールドワークに基づいて大規模災害における食の実態データ集大成した、今だかつてなかった良書。甲南女子大で現代食文化を専門とする大学教授の著者による阪神大震災での食の実態レポート。自らの被災経験と共に、避難所を巡って配給食の実態を調査報告。また調査記録を元に、不足しがちな野菜を取り入れた食糧備蓄を提案し、非常食向けの野菜総菜や主食類を官能テストまでするという力の入れよう。

避難所での食事の実態だけでなく、「避難所で配給されたおにぎりや弁当がなぜ固く冷え切って、来る日も来る日も同じようなメニューばかりだったのか」という事や「配給された食物を残して捨てる人がなぜ多かったのか」という事の理由や背景が浮き彫りになっていて興味深く読めました。

この本は良書なのに、既に絶版なのかどこの書店でも在庫切れになってしまいました。でも大きめの図書館には置いてある事があります。自分も2,3の図書館で発見してますよ。非常食を備えたいと思う方は、ぜひ一度は読んで欲しい本ですよ!


目   次
第一部:震災時の「食」の実態
   被災後二週間の状況−体験から
   避難所の食事は四期に分けられる
   避難所の食事内容はどうだったか
   病弱者・高齢者の対応
   食べ物が体調に影響した
   炊き出しについて
   水が出ない−創意工夫の見せどころ
   使い捨て食器とゴミ問題
   ニーズにあった見舞い品が欲しかった
第二部:野菜入り緊急食と確かな備えを
   野菜を緊急時にどう取り入れるか
   備蓄について
   食のことは専門家に−栄養士の活用
   「おいしさ」ってなんだろうか

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