家庭の自助と地域共助−市民防災対策を提案する
市民防災ラボ
  
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防災のポイント・提言集

わが家に合った防災を考えるための、2つのポイント一番目 提  言
地域環境で十人十色 − 地元の公助力  

 わが家に合った防災対策を見極めるための原則として、市民防災ラボでは「地域環境と家族環境を振り返る」事を提言しています。本ページでは、前者の「地域環境を振り返る」ための2つの視点・5つの方法を解説します。お住まいの地域環境は十人十色異なります。それらを確かめてから対策を行う事が、より役立つ防災対策の第一歩です。

地域環境で十人十色 − 2.地元の公的支援力

 お住まいの自治体が災害時にどれだけ頼りになるかによっても、我が家の防災対策は異なります。頼りにならなければ、あらかじめ多めに備えないと、結局困るのは自分自身です。つまり、地元の公的支援力をチェックすると、主に備えの量が見えてきます。

2-1 「地域防災計画」で地元自治体の被災者支援をチェック

各自治体の地域防災計画  耳慣れない、この地域防災計画。つまりは自治体が作成した自分達向けの防災マニュアルで、主に各部署の平時・災害時対応がまとめられています。

 しかし、一般市民が知っておくと役立つ内容も多数含んでいるため、大抵の自治体では、そうした部分を一般向けに公開しています。地域防災計画から地元の実状をチェックして、我が家に合った備えの量と内容、また災害時の対応を決めておきましょう。

チェックすると良い部分
分厚かったり複数冊ある場合でも、以下を斜め読みするだけで意外な事実が判るでしょう
  • 資料編−非常食等の防災備蓄の内容・量・備蓄場所等々が詳細に載っています
       (年配者・乳幼児向け備蓄がない、実は最寄りの避難場所に備蓄がない等、意外な事実も)
  • 応急対策計画−発災初期の、被災者への支援内容が載っています

    地域防災計画の縦覧・閲覧方法 閲覧方法
  • 図書館で
  • 役所Webサイト(ホームページ)で
  • 自治体の防災担当課窓口で

     一番分かりやすい指標として、まず公的備蓄食数を調べてみる事をお薦めします。「防災の基本は自助努力、公的援助は最後の最後」にもある通り、意外な結果に驚かれるかもしれません。

     実際に公的備蓄がどれくらいあるか、幾つかの自治体の参考例はこちらのページでご覧になれます。それに比べて、皆さんの地元自治体ではいかがでしょうか。



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    2-2 我が家の公的支援の受け易さをチェック

     収容避難所に入れず在宅被災生活となった場合、都市部・中山間地を問わず、災害時支援拠点から遠いほど、被災者への食糧援助や応急給水等の公的支援を受けにくくなります。それで、我が家に該当する災害時支援拠点はどこか、また災害時でも行き来しやすいかを事前に把握する事も、何をどれだけ備えておくかを考える目安になります。

  • 支援場所は、最寄りの収容避難所でない事も多くあります
  • 持病・要介護者やペット等災害時要援護者がいる家庭では、特に確認が大事です

     どこが災害時支援拠点に予定され、どんな種類の支援が行われるか、自治体発行の防災マニュアルや、上記で紹介した地域防災計画を調べてみると良いでしょう。

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    調べた地域環境をチェックシートにまとめてみよう

    わが家の地域環境チェック表   お住まいの地域環境によって、必要な対策は十人十色異なります。我が家に合った備えが確実にできるよう、防災対策を始める・見直す前にチェックしておきましょう。

     その一助として、市民防災ラボでは「わが家の地域環境チェック表」を2種類ご用意しました。
    PDF 印刷したら手書きで清書するPDF形式
    Excel パソコンで清書するためのExcel形式

     こうしたものを参考に調べた情報をまとめ、我が家で特に備える点は何かを検討した後に実際の防災対策に移るなら、より実際的な対策ができるでしょう。